CONSTRUCTION STORYT 施工ストーリー

快適な住まいは人生をより楽しくする
自然素材の家で心地よく暮らす

施工ストーリー

空間のよさを肌で体感できる
江原工務店の「カフェ風の家」

自然素材がもたらす安心できる空間

江原工務店が掲げる「毎日はもっと楽しくなる」というモットーのもと、おしゃれで居心地のよい空間を追求した、少しグレードの高い住まいです。

そして、「その空間を実際に体感していただきたい」という思いから、新しい事務所の打ち合わせスペースを「カフェ風の家」仕様にしています。

居心地のよい空間をかたちにするうえで、最もこだわったのは自然素材です。江原工務店では、もともとすべての構造材を無垢材にするなど、自然素材を積極的に取り入れています。自然素材は傷が付きやすかったり、経年による割れが生じたりと、見た目によくない現象が起きることがあります。しかし、それ以上に大きなメリットがあります。

床にはオークの無垢材、壁には珪藻土の塗り壁を採用しています。無垢材は温かみがあって肌触りがよいことがメリットですが、特にオークは耐久性、耐水性に優れています。また、吸湿性が高い珪藻土は、部屋の湿度を調節し、脱臭効果もあり、昔から耐火レンガの原料として使われてきただけあって、耐火性、断熱性にも定評があります。

そして何より、自然素材に包まれた空間は化学物質に比べて体に悪影響を与えるリスクが少なく、安心感や心地よさに満たされている。癒しの効果が得られるのです。

そのうえで、ゆったりとくつろいだ時間を過ごせるように、内装はインダストリアルなつくりに、ナチュラル感を加えたイメージになっています。

もちろん、自分たちの家ですから、目的に合わせてアレンジを加えていただき、オンリーワンに仕上げられます。

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LDK のような広々とした打ち合わせ室。床はオークの無垢材、壁には珪藻土を使用し、梁見せ天井で開放感を演出。明るく心地よい雰囲気に満ちている。事務所のため、窓はデザイン性を重視しているが、デザイン性が高いほど使い勝手が悪くなることがあるので、バランスの見極めが大切です。

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打ち合わせ室の一角にあるキッズスペース。汚れやすい壁の下部分はマグネット壁になっており、お子様が遊べる壁になっている。

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オーク材の天板にモザイクタイルをあしらったカウンターデスク。左の壁は調湿や臭いを吸着する効果があるエコカラット。

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外光がたっぷり入る明るい玄関。扉や、枠などの造作材もオーク材の雰囲気に合わせている。

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階段にも無垢材を使用している。

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カフェの雰囲気を体感してほしいからと、オーク材とアイアンのテーブルを置くなど打ち合わせ室の家具にもこだわっている。

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自宅のように落ち着きのある洗面脱衣室。木に囲まれた中、洗面台のタイルが空間に表情を生んでいる。

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ニッチやアーチ窓など、事務所内にはディテールまで家づくりのヒントが点在。

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天井の梁はあえて角を削り、古材のような見せ方をすることでアンティークな空間を演出する一助を担っている。デザイン性を重視するならディテールにもこだわりたい。

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2つあるトイレは広さをはじめ、便器の種類やアクセントクロス、トイレットペーパーホルダーも異なり、見比べることができる。

【つくり手の想い】

「カフェ風の家」がつくる家族の幸せ

新型コロナウイルス感染症の流行にともなって自宅にいる時間が増えたいま、住環境をより充実させたいという人が増えています。体に心に、よりよい住まいにするためには何が大切なのか。居心地のよさを重視した家をつくりました。

家づくりの成功とは何か

仕事を終えて家に帰り、玄関のドアを開ける。リビングに入ると「パパ、お帰り!」と明るい子どもの声。妻はその様子に微笑みながら夕食の支度をしている……。

これは、私が考える家づくりに成功した家庭の日常風景です。耐震性や断熱性の高さ、陽当たりがよく広々としたLDK、スムーズな家事動線など、家を建てるにあたって重視するものは人それぞれです。ただ、その先には「家族の幸せ」という共通した思いがあると私は思うのです。

今のコロナ禍において、その思いはより強くなっているように感じます。リモートワークやオンライン授業が増え、休日も以前ほど自由には出かけられない。「ステイホーム」という言葉が一般化し、家族と自宅にいる時間が長くなったことで、生活を見直す人が増えているからです。

例えば、内閣府が行った「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」の中では、「仕事と生活のどちらを重視したいか、という意識に変化はあったか」という問いに対し、約50%の人が「生活を重視するように変化」したと答えています。「仕事を重視するように変化」した人はたったの5%です。

生活を重視するということは、家族との時間を大切にすること。そのために求められるのが、心地よい住環境なのです。

家は最も自分らしくいられる場所

実は、このカフェスタイルの家をかたちにしようと考え始めたのは、新型コロナが流行るよりも前からです。当社の家づくりは安全な資金計画を最も重視してきました。性能とのバランスを考えながらなるべく価格を抑えて、予算内で堅実に家を建てる。癒しの効果やデザイン性の優先順位はあまり高くなかったのです。

なぜ、そのような考えだったのか。それは私自身に苦い経験があったからです。

大工になることを志し、18歳で地元の工務店に弟子入りした私の一番の夢は「自分の家を建てる」ことでした。実現したのは27歳の時。ちょうど工務店から独立し、結婚を間近に控えた頃です。新婚生活は自分で建てたオシャレな新居で迎えたい。そう思った私は雑誌やハウスメーカーのモデルハウスを参考に、とにかくデザイン性にこだわった家を建てました。家が完成した時の嬉しさは、一生忘れることはありません。

しかし、その後に待っていたのは厳しい生活でした。家計を把握せず、資金計画もしっかり立てないで夢だけを追求した家は、大幅に予算がオーバーしていたのです。まだ若く、独立したばかりの私に貯蓄はほとんどありません。そして、10円単位のお金を節約するような生活が始まりました。

お客様には私のような思いをしてほしくない。そう強く思った私は、資金計画の重要性を説き、予算を抑えた家づくりを推奨してきました。今もその気持ちに変わりはありません。

ただ、家を建ててから約20年の月日が経ち、仕事も軌道に乗って時間やお金に余裕ができてくると、「居心地がよく、健康的で癒される家であるほど、人生がより楽しく、充実するのではないか」という思いが次第に強くなっていったのです。

コロナ禍でなくても、家は人生で最も長い時間を過ごす場所であり、最も自分らしくいられる場所です。資金計画から逸脱してはいけませんが、もし余裕があれば、長い人生を見据えて心地よい空間づくりを検討してみてはいかがでしょうか。できる範囲でもいいと思います。

まずは、地元で信頼のおける工務店を見つけ相談してみてください。家族の幸せにあふれる家づくりの成功を願っています。

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