自然素材の家づくりで家計にもうれしい驚きを発見

二人目のお子様の誕生をきっかけに、以前から考えていたマイホームへの一歩を踏み出したH 様ご夫妻。まず、大手ハウスメーカーの展示場に足を運んだ印象は「ブランド品＝価格が高い」。そこで、地元の工務店に目を移し、インターネットで出合ったのが江原工務店でした。最初に提示した予算に対して「厳しいですね」という返事をもらったことから、会社の利益を追求するだけではない誠実さを感じたとご主人。その後も実直なアドバイスをもらえたことが江原工務店を選んだ決め手となりました。

ご夫妻が一番こだわったのは、部屋を細かく区切らず家族共有のスペースを多く取ることと、明るく広く感じる間取りでした。家族が一番長く過ごすリビングダイニングは、珪藻土の白壁と無垢材の床を選び、窓を多く設けることで部屋の明るさを大切にしました。小さな汚れやキズなら自分たちで手入れできる珪藻土の壁は、遊び盛りのお子様が元気よく走り回っても安心と大満足。洗面脱衣室やトイレの出入口を引き戸にしたことも「無駄なスペースが減って想像以上に良かった」と奥様も納得です。

また、ご主人が強く希望したのはガスを使う家づくり。標準仕様のIHコンロをガスコンロへ変更し、浴室にはガス暖房を設置しました。加えてリビングにガスの床暖房を導入することも考えたそうですが、予算の都合で断念。しかし、暮らしてみると思いがけないうれしい驚きがありました。断熱・遮熱効果のあるLow -E 複層ガラスと壁や床に使用した自然素材の保温効果で、真冬でもエアコンいらず。夏は窓を開けるだけで風が通って涼しいため「エアコンの使用は寝室だけ」とご夫妻。LED 電球との相乗効果で、毎月の電気料金は1万円以下に。

さらに、お子様の成長を考えたアイデアも盛り込みました。年頃になったら二つに分けられる子供部屋のほか、朝の混雑を考えて洗面台とトイレを１階と２階に用意。家族のコミュニケーションを考えて階段の位置も工夫しました。

入居して1年、我が家でのびのびと遊ぶお子様の姿がご夫妻の毎日の癒しとなり、明日の活力になっています。

３方向の窓からたっぷり入る自然光とナチュラルな色合いの家具でコーディネートしたリビングダイニング。全室標準仕様の複層ガラスはで、夏涼しく冬暖かい快適空間に。

自然素材のイメージに合わせて木目調の扉をセレクトしたキッチンには、ガスコンロと電子レンジ一体型のガスオーブンを導入。

キッチンの奥には奥様ご希望の家事スペース。浴室、洗面脱衣室と隣接した動線でアイロンがけも楽にこなせる。

標準仕様の吊り戸棚を無くしたキッチンは、家事をしながらお子様たちの遊ぶ姿を安心して見守ることができる。

バスタオルやフェイスタオルなどをストックする洗面脱衣所の棚は、スペースを最大限活かせるように造り付けに。洗い物を入れるカゴもそのまますっぽり収納できるように、見た目のスマートさも重視して設計してもらいました。（奥様）

浴室の壁も家全体のイメージに合わせて明るい木目調に。ご主人がこだわったガス暖房のおかげで冬のお風呂タイムも快適。

朝日が入る寝室の壁紙とカーテンは雰囲気をシックに。北側の壁一面に設置した収納には家族4人分の衣類をゆったりと納められる。

将来二つに分けられるように両サイドに収納とドアを配置した子供部屋。「仲良く育てば、このままでもいいかな(笑)」とご主人。

ご主人の希望でタイル8枚分ほど土間を広げた玄関。敷地の北側に玄関を設けたことで、庭に面した南リビングが実現した。

陽が落ちるまで自然光だけで過ごせる階段ホール。2階にも設置した洗面台で、朝の忙しい時間の支度もスムーズに。

タンクレスのトイレとニッチを利用した扉付きの棚のおかげで、無駄なスペースがなくお手入れもラクに。

江原社長（ 右）とご家族。「最初から信用して接してくださいました」と江原社長。「長い付き合いになるので、ブランド力よりも信頼できる人を選びました」とご主人。

工法／木造在来軸組工法

坪数／35.55坪

工期／約4～6ヵ月